紛れもなく私は貧乳である。

異論は一切ない。 

どうしてこうも小さく育ってしまったのか、
母親も妹も、祖母すらもデカイのに、
本当に悩ましい限りである。

「悩ましいおっぱい」
だと巨乳な感じがするが、

「おっぱいの悩み」
にすると貧乳のような感じがする。

悩ましい限りである。



昨日、友人4人で居酒屋に行った。
メンバーは、「まみちゃん」「あいちゃん」「ゆかりちゃん」
そして孤高のオナニストことちあき、私である。

まみちゃんとあいちゃんは、以前合コンの際にブログで紹介したが、
巨乳である。 

居酒屋でビールを運んできたお兄さんが、
Tシャツの首元からこぼれだした二人の谷間をチラ見していたのは、
私だけの秘密にしておく。

二人はその乳でビールジョッキ(大)を挟んで持ち上げられる程の巨乳だ。
私ちあきに関しては、乳とブラの間にビールジョッキ(中)が入るほどの貧乳である。

ゆかりちゃんは、今回の4人の中で、一人だけ年下で、
巨乳と貧乳の間、そうCカップという絶妙なサイズなのだが、
如何せんゆかりちゃんの乳は形がいい。
神社あたりに飾ってあったら間違いなく拝んでしまうレベルである。

ゆかりちゃんは、まみちゃんとあいちゃんの二人にとても強い憧れを抱いている。
もちろん、そのスタイル、いや乳に対してだ。

そんなゆかりちゃんが二人に問いまくる。

「どうしたらそんなに大きくなるんですか?私の彼氏が大きいの好きなんです」
「やっぱり肩こりとか凄いんですか?」
「ちょっと触ってみてもいいですか?」
「可愛いブラとか無いって本当なんですか?」

などなど。
乳に対して私以上の執着心を持ち、
延々と二人に質問を繰り返していく。


ここで余談だが、私に対しての質問は
「休みのときは何やってるんですか?」
しかなかった。

ちなみに、
「オナニーしてる」
とは答えられないので、
「寝てるかなー」
という乳も話題も膨らまない回答をした私に居場所はない。



さて話を戻す。
3人があまりに乳の話ばかりするので、
隣の席に座っているおじさん3人組がずっとこちらを見ていたのだが、
いい感じの酔っ払い女3人は全く気づかず、大声で話している。

その後、乳の話から夜の営みの話へ移行するのにはさして時間はかからなかった。

一人だけ彼氏のいない私は、たこわさと枝豆、そしてイケメンの店員をオカズに、
3人の話は耳にも入らず、遠い目をしながらお酒を飲んでいた。


しかし。

もはや一緒に飲んでいるとは言えないほどに、
会話に参加せず話も聞いてなかった私を、
思わず引き寄せてしまうような話が始まる。

まみちゃん
「彼氏にパイズリとかする?」

あいちゃん
「うん、この前してって言われてしたけど難しいよね」

まみちゃん
「あれきついよねー」

ゆかりちゃん
「パ、パイズリって本当にできるんですか!?」

まみちゃん
「ゆかりくらい乳あるんならできるんじゃない?」

あいちゃん
「できそうできそうw」


隣のおじさん3人組は、お酒の事も忘れこちらの会話に耳を傾けている。


まみちゃん
「ちあきはちょっと厳しいかもねw」

あいちゃん
「だなw」

ちあき
「ちょっとそれ言わないでよーw」

ゆかりちゃん
「そんなことないですよー!ねーちあきさん?」







そんなことある。





隣のおじさんたちの私を哀れむ目が忘れられない水曜日。


ちあき