小さいのがいい、っていうのは褒め言葉じゃなく励ましにしか聞こえない。

乳は大きいほうがいい。

魅力が違う。

女の私ですらそう思うのだ。
スケベな男性は間違いなく思っているだろう。



先日合コンに行ったときの事だ。

3対3の合コンだった。
バスケで言うスリーオンスリーだ。

バスケは知らないが。


ここでメンバー紹介をしておこう。


まず女子。


■まみちゃん
超エロ。
頭の中はエロで出来ていると言っても過言ではない。

見た目は石原さ○みが茶髪になったような、
どちらかというと清楚な雰囲気だが、
巨乳(Fカップ)で肉食女子である。

この女にかかれば男は2秒で落ちる。
男なんかまみちゃんの前では、
ずっと↑キーを押したままのテトリス状態である。

最近彼氏に振られ、少しだけ傷心女子でもある。

振られたときの最後の言葉は、
「お前と付き合ってHしかしてない。
おれ、思い出をいっぱい作れる女と結婚したい」


■あいちゃん
いつもはまみにつられてエロトークばかりだが、
まみがいないときはエロトークはしない。

どちらかと言うと奥手な女子である。

男の前ではおとなしいが、
たまらない笑顔で男を一網打尽にする。

悔しい事にこいつも乳がでかい。
痩せてるのにでかい。

遠慮気味に目立たないようにしているが、
でかい。

いやみか。


■ちあき
いわゆる私だ。

改めて説明するまでもないが、
いつもオナニーをしている。
オナニーの事を「儀式」と呼ぶのは私くらいであろう。

合コンでのお持ち帰られ率は、
0%を未だに維持し続ける猛者である。



次に男性陣を紹介しよう。

■ゆーすけ
イケメン。合コンに慣れてる。
トークがうまく、タメとは思えない話題の豊富さを誇る。

これぞ遊び人なのだろうが、
見た目が爽やかなため、まったくチャラさを感じない。

私は以前、酔っ払って、
ゆーすけに思い切りカンチョーをかましたらしいが覚えていない。

私を見るとお尻を押さえるのはこいつだけだ。


■やまつん
吉田という名前にも関わらず、やまつんと呼ばれる。
明るく、いつもニコニコしている。
いつもニヤニヤしている私とは大違いの爽やかさだ。

私としては、あいちゃんとくっついて欲しいとどこか願っている。

草食系男子だ。


■だーまえ
皆だーまえと呼んでおり、本名は知らない。
たぶん前田だと思う。

今回初めて会ったが、
とにかく優しい。
顔からして優しい。
メリットくらい地肌にも優しい。

私は今回だーまえ一択だった。


メンバー紹介が長くなりすぎたので、
また後日書くしかない。


だって面倒なんだもの。





ちあき

新しい道を歩もうと決めた日。

彼氏に抱かれないまま、
1ヶ月以上が過ぎていた。


なぜ抱かれないのだろうか。

なぜ抱いてくれないのだろうか。

なぜ私の乳は大きくならないのだろうか。


様々な憶測が脳内で飛び交い続けた。


私に原因があるかもしれない。


ある日そう思い、直接彼氏に聞こうと心に決めた。

「明日ご飯食べにいこっ(はぁと」

と全力で乙女らしさをアピールしたメッセージを彼に送る。

そのあまりの乙女らしさは、

「ご飯の後は私も食べてね(はぁと」

という本音がまるで見えていないのが不安になるほどである。


前日。

私は入念に計画をしていた。
その計画とはこうだ。


1、彼氏と会ってご飯を食べる
2、何気ない会話をする
3、ほろ酔い気分になった彼氏に思い切って言う
4、「ねぇ、Hしたくなっちゃった///」
5、ホテルへ


天才かもしれない。
アインシュタインもこの計画を見たら真っ青になるレベルだ。

完璧な計画を立てた後、私は儀式(オナ)に取り掛かった。

※注)今回、儀式の内容が本題では無いので割愛させて頂く。


儀式を終え、明日の勝負を前に、
準備万端な私はすぐに眠りについた。



決戦当日。

ここからは時間毎に起こった出来事を箇条書きにしてみたいと思う。



■19時
彼に会う。
高まる気持ち、湿った股間、
全てはこの日のために!!
という気持ちのちあきが素敵。


■19時5分
オシャレな雰囲気の居酒屋へ。
(個室とか完璧じゃないの。私を酔わせてどうするの?)


■19時15分
運ばれてくる料理。
何気ない会話。


■19時40分
ほんのり頬が赤い彼。
この後の計画のために気が張って全く酔わない私。


■20時20分
彼がいい感じに酔ってきている。
決戦間近だ。


■20時40分
多少卑猥な話になり始め、
大人の時間が始まりのベルを鳴らす。
そして私の股間を濡らす。


■21時
ここしかないと思い、私は切り出す。

ちあき
「ねぇ、この後何する?」

「んー、バーか何か行く?」

ちあき
「あ、そ、そうだね」


弱気なちあきが顔を出す。


■22時
彼のいきつけのバーへ。


■22時10分
私もいい感じに酔っ払ってくる。

すると二人の横に、
彼の友人カップルが偶然にも座る。

■22時20分
4人で話し出す。


■24時
カップルが帰り、彼が言う。

「おれたちも帰ろっか?」

ちあき
「んー、もっと一緒にいたいかな/// ホテル…行かない?」




完璧だった。
完璧だったはずだ。

私の思い描いたシナリオである。

完璧なシナリオに対し、彼はこう答えた。


















「ごめんちあき、ちあきの事好きだけど、エッチしたいとかそういう気持ち無いんだ…」















私が枕を濡らした事は言うまでもない。

そして彼とは、友人となった。




ちあき

私に彼氏が出来て、それからというもの。

すぐ更新をサボってしまう癖、
さすがになおしたほうがいいと思う。

勿論思うだけである。

実行できない女、それがちあき、私だ。


私のモットーは

「思いついたら即オナニー」

なのであるが、
ブログはそうはいかない。

そう。
その理由はひとつだ。


パソコン起動するのがめんどくさい


よし、がんばるんだ私は。

実は更新したのには理由がある。

プップクプーさんという方に
ブログを紹介して頂いたからである。

その記事がコレだ。

プップクプーさん、こんな卑猥なブログをありがとうございます。




さて、本題に戻るとしよう。


実は私、彼氏が出来たのである。

そう。それは2月21日。
忘れられない日である。


天気は確か晴れだったような雨だったような。
あまり覚えていないのだが、
そんな感じの日だ。


仲の良い友人だった彼とご飯を食べに行った。
確かハンバーグだったような気がする。

彼は笑顔が素敵で、彼の笑顔を見ると私も笑顔になる。


帰り道のこと。


「ねーちあき。今彼氏いんの?」

「ううん、いないよー」


文字で書くとマンネリした夫婦のように淡白な返答をしてはいるが、
私の股間はじゃなかった心はドキドキが止まらないそしてロマンティックも止まらない状態である。


「ねー、付き合おっか?」


この言葉を聞いた瞬間、
私の脳内にある言葉がよぎった。


―――ヘンリーのお父さん


脳内に浮かんだ言葉を打ち消し、


「うん///」


乙女な対応をそつなくこなす。


そう。
めでたく彼氏が出来た瞬間である。



その夜。


友人から彼氏へと変わった彼の横顔をチラチラ見ながら、
まるで変質者のようにチラチラ見ながら、
私の脳内はセッ○スでいっぱいであった。


しかし彼は言う。


「なんか照れるwとりあえず家に送るね!」


求めてない。
私はそんな純粋な少年のような言葉を求めてはいないのだ。


「ホテル行こっか?」

「うん///」


こうじゃないのか?

これが今流行りの草食男子なのか?

彼のボーダーのインナーをチラ見しながら、
シマウマという言葉を思い浮かべた。


「んー、もうちょっと一緒にいたいかな///」

そっと左手を握る私。
肉食なちあきが顔を出した瞬間だ。



そして居酒屋に行き、
お酒で勢いをつけさせる事に成功し、
まんまとホテルに連れ込む。


「一緒にお風呂入る?」

「恥ずかしいから先に入って///」


ここにきても尚、乙女の対応は忘れない。


お風呂から彼が上がる。

はだけた胸元がセクシーはわわ///

という気持ちを抑え私もお風呂に入る。







いい雰囲気になる二人。








頬を赤らめ、全てに身をゆだねる覚悟をする私。








湿る股間。















彼は未だに私を抱いていない。





ちあき