そう。
パスワードを忘れた女、ちあきである。
あーそろそろ更新しよーかなー
くらいの気持ちでパソコンの前に座る私。
しかし、いくら探してもパスワードが無いのだ。
どのフォルダを見ても一切無いのである。
仕方無い、そう自分に言い聞かせ、
私はひたすらエロ動画を見る毎日を過ごしていた。
さて本題に入る。
今朝の事。
妹と二人で朝ごはんを食べていると、
突然妹が呟いた。
「お姉ちゃん、私結婚するかも」
…。
……。
………。
衝撃である。
姉の私を差し置き、
まだ二十歳そこそこの小娘が結婚だというのか?
おかしい。
世の中は少子化ではないのか?
男は草食になり、
リアルの世界の女の肉体を求めず、
肉食女子がはびこり、
私のように乙女の心を忘れない、
そんな大和撫子が求められる時代ではないのか?
この際言わせてもらう。
消費税増税は厳しいのである!!
そう!!
貧困にあえぎ!!
貧乳にあえぎ!!
夜はオナりながらあえぎ!!!!
おっと、また悪い癖が出てしまったようである。
ともかく。
妹の唐突な告白に動揺した私は、
「へぇぇぇぇ!!あんたみたいな女を好きになる人もいるんだね!!」
と、まさに負け犬フラグ満載の言葉を口走ってしまった。
しかしそこは我が妹である。
「お姉ちゃんみたいに毎日鏡の前でおっぱい揉みながら、
死人みたいな顔して大きくなあれってブツブツ言ってる女に言われたくないし」
彼女は全て見ていたのだ。
しかも誰かに説明するようなこの言い草。
尊敬にすら値する。
実は、常々悩んでいる事がある。
そう。どうして私の乳は育たないのだろうかと。
あまりに理不尽な話である。
妹はそこそこでかい。
母はむしろでかい。
父は最近影が薄い。
何故この巨乳遺伝の中、
こうも貧弱なものになってしまったのであろうか。
女の武器であるべき乳は、
もはや赤子レベルの武力しか備わっていない。
そうそれは、名探偵コナンを見ながら、
「蘭ちゃん乳でかいよね」
と思うのが最近の日課になっているくらいだ。
らーーーーーーーーーーーーーん!!!!
とか叫ばれたいよね。
あ、私ちあきだった。